デグーを飼育していく上での必需品を紹介していくコーナー。
今回はタイトルにもある通り牧草入れ、牧草フェーダーです。
フェーダーとは言っていますが、要するに牧草入れですね。
デグーに留まらず、同じ牧草を主食とする小動物(ウサギ、チンチラ、モルモット、ジリス)などすべての動物たち向けのものとして販売されているものが大半です。その種類も多種多様なため、いったいどれを選べばいいのやら…といったところですね。
正直なところ、正解はないと思います。
ケージのときと同様に1匹なのか多頭なのかで入れておかなければならない牧草の量も変わってきますし、飼い主の牧草を補充する頻度によっても変わってくるでしょう。そして、忘れてはいけないデグー自身の性格。これに悩まされている方も多いのではないかなと思います。
では、どんなものがあるか実際に紹介していきたいと思うのですが、種類が多すぎでコレ!といったものを取り上げるのが難しいのが現状なのである程度のタイプ別に紹介していきたいと思います。
【外付けのもの】
正確には外付けもできるもの、です。
SANKOさんから出ているワイドフェーダー
外付けなのでケージを開けずとも牧草の補充ができるのが一番の利点です。ただ、ある程度ケージの網の目の間隔がないとひっぱり出しにくいため、写真のようにうさぎレベルの飼育に使われるケージで使用される場合が多いみたいです。もちろん内側にもつけれるので中から引っ張り出すのが難しそうならば内側に付けてあげればいいだけですけどね。
私が調べたりペットショップで見かけたもので外付けをうたっているのはコレしかありませんでした。もちろん、きっと他にもあるとは思います。
これから紹介するのはすべてケージの中に付けるものになるわけですが、中に設置するものは本当に数が多く基本の形なども存在しないので商品を一つずつ紹介するのは難しいです。
なので、選ぶときの注意する点をまとめていきたいと思います。
①素材
主に3種類あります。
木材、プラスチック、陶器。これにプラスして金属の網がついていたりもします。
違いは何かというと、破壊されるかどうか、です。
木材はデグーたちによって遅かれ早かれかじられて破壊されるでしょう。中には、頭よくて牧草入れをかじらない子もいたりしますが…。なので、かじり木の意味合いも持ったものが多いです。
プラスチックは破壊されることはめったにないですが、稀にかじって削れたりしているケースもあるようです。我が家では削れたプラスチックのカスを間違って誤飲するのが怖くて使用していません。かじらなければ問題ないんですけどね。
最後に陶器。デグーによって壊される心配はありません。代わりに人間が落とすと高確率で大破します。我が家は掃除中に落としてお亡くなりになりました。あと、同じ大きさで比べると値段は一番高いです。
②大きさ
日中は家におらず牧草の補充ができいため多く入れておきたい、であったり、一つのケージで多頭飼いをしているため量が必要であったりというケースもあるでしょう。
そうなると必然と大きいものを選ばなくてはならなくなってくると思います。大きいものになればなるほど木造のものしかないのが難点ではありますが消耗品と割り切るしかないですね。
③デグーの性格
これに悩まされている方が多いと思います。言ってしまうと食べるときに散らかす。デグーたちは結構なグルメさんのようで私たちからみたら同じ牧草なのですが、個々に好みがあり、自分の食べたいものでない場合は容赦なく捨てます。時々投げ捨てたりもしますね。それしかなければ好みでないのでも食べるのですが、選択肢が多いと好きなものだけを食べる傾向が強いみたいです。
好みはあれど、できるだけ無駄にしないで食べて欲しい(飼い主の財布的な意味も込めて)という場合はちらかしてもケージの網の下に落ちないよう横幅の拾いものを選んだりする必要があったりもします。
↓うさぎの牧草パーク
小動物用の牧草入れ、フェーダーではなく100円均一の似たような入れ物を使用したり、段ボールに牧草を入れたりなんかしている方もいらっしゃるようですね。
デグーが容器をかじらなければ段ボールも有りなのかもしれませんが、我が家では平気で段ボールをカジカジしてしまうので誤飲が怖くて段ボール系はすべて撤去してます。
デグーや用途によって最適な牧草入れ、フェーダーを選んでみてください。