2019/1/31のアップデートで環境入りか?と思われましたが、実際はシステムや環境に合わず微妙な立ち位置になってしまった機体に焦点を当てていこうと思います。
EXVS2のまとめ
ウイングガンダムゼロ(EW版)
※ここから先は個人的な考えを多く含んでいますのですべてを鵜呑みにしないようにお願いします。
まずはEXVSMBONからの変更点と2019/1/31のアップデートをおさらい
EXVSMBONからの変更点
- メイン射撃:SE追加
- レバーN射撃CS:バスターライフル【収束】追加
- レバー入射撃CS:コマンド追加、ローリングバスターライフルを移動。
- リロード中サブ射撃:カウンターを追加。
- 特殊射撃:キャンセル補正追加。威力低下(242→231)
- 横格闘:2段目から後格闘派生時の溜めを短縮
- 格闘CS:撃ちきりリロードに変更、開幕弾数0。
2019/1/31アップデート
- メイン射撃:ビームの太さ向上。(小型機0.2機分ほど)
- 射撃CS:チャージ時間-0.5秒(4秒→3.5秒)。
- 特殊射撃:爆風の大きさを拡大。爆風の持続時間を延長。
- 特殊格闘:リロード時間-6秒(12秒→6秒)。静止状態からの移動量を向上。
- 前格闘:発生速度向上
- 後格闘:落下速度向上
- BD格闘:追従性能向上、発生向上
- レバー後入れバーストアタック:爆風の大きさを拡大。
メイン:バスターライフル
この機体のすべてを担う武装。従来通りの照射メインですが、同系統の武装と比べると横の銃口補正が弱く上下に対して強く銃口補正がかかる。近づけば近づくほど強めの銃口補正+着弾の速さを活かして押し付けることが可能だが相手の暴れ格闘などを警戒しないといけなくなる。
甘い着地や移動に対して軸を合わし当てていったり、状況判断や読みあいを制し押し付けて当てていく必要がある。
キャンセルルートも多く、弾数が枯渇しやすいので弾数管理はしっかりしていきたい武装。
メインCS:ツインバスターライフル【高出力】
EXVS2で新しく追加された武装。単発ダウンのよくあるCS。ローリングバスターライフルとレバー入れで切り替えの関係でチャージ時間が長い。しかし、弾の緩急や弾数節約等にも役に立つのでEWゼロにとっては貴重な武装。
レバー入れメインCS:ローリングバスターライフル
今までのCSがレバー入れに変更。他の性能は特に変わっていないため使用感も前作と同様のまま。最速の当て方も変わりない模様。
格闘CS:ゼロシステム始動
前作と変わり、開始直後からの使用ができなくなり効果時間も短くなった。貴重な誘導切り武装には変わりないので使いどころは見極めよう。
サブ射撃:トールギスⅢ呼出
Nサブで照射、レバー入れサブで3連射と今まで変わりはなし。アメキャンでの落下に使用する場面も相変わらずでメインと同じくこの機体の生命線ともいえる武装。
メインを振り向き撃ちしてしまったときに、メイン→サブ→メインで落下に入れるが振り向き撃ちの関係でサブのキャンセルも遅れるので振り向き撃ちをしてしまったときのフォローは飛翔のほうが勝手がいい。
特殊射撃:ツインバスターライフル
いつもの照射。今まではメインキャンセルの追撃で火力の底上げだったり、キャンセルからの銃口補正を活かした押し付けだったりで出番があったが今作から導入されてしまった一律のキャンセル補正で割を食っている武装。生当てでダメージを稼ぎたいが爆風のせいでダメージにムラが出やすいのが難点。同コスト帯のゲロビと比べるとリロードも長いのが残念な部分になってしまっている。
特殊格闘:飛翔
使用感は特に変更を受けておらずEWゼロの立ち回りの要はそのまま。2019/1/31アップデートでリロード時間が大幅に短くなったためガンガン使用していけるようになった。
特殊移動系として珍しく飛翔からのキャンセル、飛翔へのキャンセル時にロック対象を引き継がない点がある。
今作ではバグ飛翔や大飛翔と呼ばれるテクニックがある。
やり方はレバーをNにしBD後にすぐ慣性ジャンプに移行し、慣性ジャンプに移行してすぐに飛翔を行うと最高高度まで上昇するというもの。飛翔の入力が速すぎても遅すぎていけないため、立ち回りに混ぜるのであれば要練習。
後格闘:急降下
使用感は変わっておらず、アップデートで速度が上昇したため使いかってがよくなった。
各種格闘
一部の追加を除き前作から変わっていない。前格闘にダウン拾いがあるので出番があるかどうかは抜きにして覚えておいて損はない。いざというときに役に立つかも。
サブ射撃リロード中サブ射撃:カウンター
主に空サブと呼ばれてます。サブのリロード中のに使用可能な前面射撃ガード付きのカウンター。虹ステ可能、発生、受付時間、ダメージ効率すべてを見ても高水準なカウンターとなっているがサブがリロード中のみしか使用できない。メインからキャンセルできるため、近距離でセットプレイ、詰められたときの択の一つとして非常に役に立つ。
これが常時使えれば…
覚醒技:ツインバスターライフル【最大出力】/【連射】
前作と同じ。粘ったりするとき以外使用することはなさそう。
覚醒について
F覚醒:メインから格闘にキャンセルできる強みは入手できるが他の覚醒のほうが相性がいいので選ぶことはないだろう。
S覚醒:メイン連射で攻め能力が大幅に上昇し、飛翔のリロードがものすごく短くなるためほぼ覚醒中は着地することなく飛翔で移動できるくらいになる。恩恵はものすごく大きい。
E覚醒:3000コストとして選ぶことはまずないが、シャッフルで3000コスト同士で組んでしまったときに選択肢になるかどうかといったところ。
M覚醒:起動力が大幅に上昇する関係で攻め能力と逃げ能力が大きく上がる。一気に距離を詰めれる関係で相性は非常にいい。S覚醒とどちらを選ぶかといったところになっている。
L覚醒:覚醒自体に特殊な効果が乗るわけではないので相方との相性がない限り選択肢には上がらない気がします。
個人的総評
機体としては独自の強味である移動ゲロビがメインで、癖こそあるものの2019/1/31のアップデートでいい機体に仕上がっていると思います。ただ、相手の低コストを狩る能力が環境上位の3000コストと比べると低いという部分と、一度に稼げるダメージが低い、試合をコントロールする力がないわけではないが相方を守り抜く能力が低いため相方にものすごい自衛力を要求してしまう。今現在の環境的にタイマンになったときにヴィダール攻めや00ガンダムの全能っぷりを捌ける機体が少ないのが厳しい現状となっている。空サブが常時使えるようになればセットプレイや自衛が強くなるため活躍できる場面が増える気がするんですが・・・といったところ。決して弱くはないんですがね・・・