どうも、もみ男です。
チンチラを家に迎えて早数週間、我が家のチンチラ「トニー」も新しい環境に慣れてきてくれました。ですが、まだデグーと同じように部屋んぽはまだ行っておらずケージ越しのコミュニケーションで終わっている毎日です。
今日はそのケージ越しで行うコミュニケーションについてまとめてみたいと思います。
ケージコミュニケーションとは
ケージ越し、あるいはケージ内に手など入れてコミュニケーションをとることである。
( ´_ゝ`)ぉぅ、そうだな
そんなことは言葉通りなのでわかりきっているわけで、なぜそんな言葉が存在し手法が存在するのかについてからお話をしましょう。
なぜケージコミュニケーションが必要なのか?
チンチラという生き物は好奇心旺盛ではあるものの非常に憶病な動物です。
自分の匂いのしない、歩いたことがない、知っている声や音もないなどの状況では大抵のチンチラの子は怖がってしまいます。
この状態で部屋んぽするとチンチラは「安全な場所に逃げよう」と隙間を探して引きこもってしまい飼い主と触れ合うところではないわけです。
しかし、慣れが進んでしまえばチンチラも部屋んぽ自体は問題なく行えるようになるかもしれませんが、チンチラと飼い主が遊ぼうとしてもチンチラ側は「大丈夫、一人で遊べる」「今までずっと一人で遊んできた」になってしまい飼い主との触れ合いがなくなってしまう恐れがあります。
チンチラを飼育する、という点では問題ないのかもしれませんが、やはり一緒に生活するからにはベタ慣れして欲しいですし一緒に遊んで欲しいですよね。そこで登場するのがケージコミュニケーションなわけです。
チンチラは手が怖い?
野生化においてチンチラが襲われるケースとして一番多いのが猛禽類に背中から襲われることなんだそうです。それが遺伝子的に刷り込まれているのか背中から触られる、掴まれることを嫌うケースが多いです。なので、たとえ正面から手を広げてみせると怖がって逃げしまうことが多いですね。
最初はグー
じゃんけんぽん、ではありませんが最初は手をグーに握ってケージに入れて「これは怖くない」「襲ってこない」ということを理解してもらうことから始めます。手の匂いをかがせて知らない匂いから知ってる匂いに変えていきます。警戒心を解いていこう。
餌で釣る
どんなペットでもそうですが大好きな餌には弱いものです。その大好きなものを与えてくれる手(人間)は怖い生き物ではない、に変えていきます。ケージの中に手を広げて入れ、その上に大好きなおやつを置いてそこから様子を見ます。当然、気づけば近づて持っていくでしょうが続けていけば警戒心は少しづつなくなっていくことでしょう。
手で遊ぶ
餌を手から受け取ってくるようになったらいよいよ最終段階です。ケージの中に手を入れることは変わりないですが、チンチラの大好きな餌を手置いて軽く握ってチンチラに差し出してみましょう。手の間に顔を突っ込んで取ろうとしたり、手で強引に開いて来ようとしてきます。だんだん緩めてあげて最終的に手の中にあるペレットを上げてあげましょう。
これでコミュニケーションをとってだんだんと手でチンチラと触れ合えるようにしていきましょう。
これを繰り返してチンチラを手で問題なく触れられるようにがんばりましょう。
ここまできてようやく部屋んぽ・・・といきたいところですが、残念ながらまだできない(推奨されていない)のです。
次の段階は「抱っこすること」です。
はい、我が家ではまだできていませんのでここから先はできるようになってからお話したいと思います。体験談がないと信憑性もないですからね。
これってデグーにも応用できるのかな?