どうも、もみ男です。
デグーを飼育し始めてそこそこ時間が経ってきた今日この頃、彼らの主食である牧草についてちょいちょい考えたりしているのです。種類だけでもいっぱいある牧草ですが、与え方はどうなあるべきなのか?今一度振り返ってみたわけです。
主食はペレットと牧草
一般的に言われているデグーの主食はペレットと牧草、これはデグーを飼育されている方なら皆さん知っていることでしょう。野生下のデグーは草しか食べないわけですが、季節によって食べれるものも変わってくるのでバリエーション豊富?な食生活を送っているわけです。飼育下では餌という概念に置き換わるので基本一定ですが「おやつ」という形で様々なものを摂取しているかたちになりますね。
テンプレートな与え方
色々なところで目にする飼育本には「牧草は常に食べれるように、ペレットは時間を決めて一定数与える。」なんて書いてありますが育てている環境下や育て方を教わってきた人によって様々でしょう。
- 牧草も無制限、ペレットも無制限
- 牧草は無制限、ペレットは決まった時間に一定数
- 牧草は無制限、ペレットはおやつ感覚で数は決まっていない
- 基本的に牧草のみ
私が知る限りこのくらいのパターンがありますね。獣医さんによっては「牧草与えとけば大丈夫」とおっしゃる方もいるみたいです。まぁ、野生下では草しか食べてませんからね。大丈夫と言えば大丈夫。
ちなみにもみ男家では2と3の中間ぐらいでしょうか。ペレットの制限はしているものの時間は決めていませんので・・・。
どれが正解、というのもないとは思いますが牧草は主食だよってことです。
牧草を与える意味
草食であるため主食が草となるのは当たり前なわけですが、デグーの消化器官のシステム的に食物繊維を多くとらないといけないというのが理由の一つにあるようです。
もう一つの理由は歯。げっ歯類のデグーは歯が伸び続けますが、特徴的な前歯の切歯だけではなく、奥歯の臼歯とよばれる細かくすり潰すための歯も伸び続けるわけです。ペレットを食す時にはこの臼歯は使用することがないため歯が伸び続けて大変なことになる前に意図的に食べさせる必要があるってことですね。
野生下にいるときと同じような環境を作るための牧草の主食。それに加えて体のメカニズム的にも離れることができないのがデグーと牧草の関係のようですね。
ちなみに我が家ではデグー以外にもチンチラとモルモットがいるわけですが、どちらも牧草が主食となっています。デグーと同じ様な理由が考えられますがまた各々に違う理由をかかえているかもしれませんね。
特にチンチラは長く牧草を好きになってもらう方法みたいなものもあるようです。デグーに応用が利く部分もあるかもしれませんので調べて実践してみたいですね。