どうも、もみ男です。
人間の成長過程でもよくあることだとは思いますが、動物も周りをよく観察して同じ様な行動をすることがあります。たとえば、〇〇をすれば××がもらえる等々・・・。
芸を教えるときや、躾などのトレーニングを行う際にも利用してたりしますね。それがよく働くときと悪く働くときと様々ですが、ときに笑いや幸せを与えてくれたりもするわけです。本日はそんなお話。
メインはデグーのお話ですが、話をする前にモルモットの習性についてお話をします。モルモットは何かをされた時、してもらったときにありがとうの気持ちを込めて対象を舐めるという行為を行います。
まぁ、単純な話ではありますがおやつなどをあげた時、食べ終わった後に飼主の手をぺろぺろと舐めまわしてくれたりするのです。
この対象を舐めるといった行為はお礼だけに留まらず甘えるといった行為にもすることがあります。なので、モルモットと遊んでいると手がびちゃびちゃになったりするときも多々あったり。
そしてここで話をデグーに戻すわけですが、もう答えは出ていますね。
我が家で以前から取り組んでおり経過を記事にしている大改造計画ですが、それを行う前はケージの並びの関係でデグーのケージの隣にモルモットのケージが並んでいた時期がありました。
デグーとモルモットでおやつも共通するものがあるため順番におやつを与えていくわけですが、モルモットは先にあげたお礼などの行為を行うためコミュニケーションをとる時間が必然と長くなるわけです。
それを横目で見ているデグーが1匹。
しばらく月日が経ったある日、いつものように順番におやつを与えていたら何やら不思議な行動を目にするようになったんです。
ケージを噛んでいるように見えるけど何か様子が違う。
そこで何をしているのかよく見てみると・・・
舌を伸ばしてケージの網を舐めるような行動をとっていたんです。
なんで急にこんなことをするようになったかは最初わからなかったんですが、思い当たることが先に述べたモルモットのお礼行為を見ていたことを真似ているのでは?ということに行き着いたのです。
ただ、一つ残念だったことがあります。
その舌を出して舐めるという行為の本当の意味をそのデグーは知らなかったということ。彼はモルモットがありがとうというお礼のペロペロの意味をわからず、舌を出して舐める行為をすればおやつがもらえると勘違いしたことです。
行為自体は愛らしくて和むのですが、結果からいうと食い意地が張ってただけになってしまったのが悲しいところですね。行為を真似るということが同じ種族からだけでないということがわかる瞬間でもありました。