どうも、もみ男です。
デグーを飼育し始めてそれなりの時間が経過しまして、今まで気づかなかったものにも気付けるようになってきた今日この頃です。そんな中、今回は実体験をもとにデグーの発情期について語っていきたいと思います。ちなみに今回は雄編です♂
デグーの発情期(♂)
発情期とはなんぞや?
発情期とは・・・
動物とくに哺乳類が交尾可能な生理状態にあり、交尾をもとめる行動をおこしている時期。 一般に雌は排卵の時期に一致するが、雄は同種の雌全個体の発情期に重複し、さらに前後の時期にもいたるので比較的長い。 多くの哺乳類は一年に一回の繁殖期にのみ発情するが、霊長類やネズミなどでは「発情周期」が年に何回も繰り返される。
ようするに↑こんな感じですね。発情期という言葉そのままの意味を別の言葉で表現すると堅苦しくなりますね。かみ砕いて言っちゃえば種を残すためにムラムラしてしまうってことですね!
発情期のデグーの変化
発情期に入ると雄のデグーは通常とは異なるいくつかの変化が見られるようになります。具体的には以下の通り
- 食欲が減る
- 鳴き声を頻繁に上げるようになる
- 攻撃的になる
- 自慰行為の頻度が増える
- 雌に対する求愛行動が増える
だいたいこんな感じ。各項目に対しての量や頻度は個体差がありますがすべてを総合して考えれば発情期に入ったかどうかの判断はつきやすいでしょう。
食欲が減る
多くのデグー(♂)の場合は見てわかる程度に食欲が落ちます。チモシーの減る量の変化でなんとなく察しがつくような感じですね。何かの病気かもと疑ってしまうほどに落ちるケースもあるので、「チモシー食べなくなったな=繁殖期だな」ではなく病気の線も疑うようにしましょう。幸い繁殖期の場合は他にも判断要素があります。
鳴き声
聞き手によって鳴き声の表現は様々ですが、「キーキー」あるいは「ピーピー」といった高めの鳴き声を頻繁に発するようになります。雌に自分の居場所を教えているorアピールしている声なのかなとも思いますが詳細は不明。鳴きすぎて声がかれてしまうケースもあるそうです。私はまだ遭遇していませんが、かれても鳴こうとするみたいです。
攻撃的になる
雄はこの辺が特に目立ちます。雄の多頭飼育をしている場合は派手なケンカになるケースもあるので場合によっては隔離することも考える必要があります。
我が家のデグーたちが別居することになった原因ももしかしたら発情期の攻撃性が増したからなのかと今になって考えてしまいますね。
自慰行為が増える
そっと見守っといてあげましょう。ただ、ケージの中は清潔にしておかないとバイ菌が入ってしまう可能性がりますのでご注意を。
求愛行動
雌も同時に飼育している場合に見られる行動です。妙にソワソワしたり、女の子を見ながら尻尾をブンブン振って見るからに興奮しているな、とわかる感じの行動です。
外から見てると微笑ましい限りですが、本人たちは女の子の気を引こうと必死なんですよね。
発情期の周期
性成熟期に入ったデグーではおおよそ21日周期で発情期に入ります。
ちなみに性成熟期は生後6か月~20か月と言われていますね。かなり個体差があると言ってもいいと思います。一年以上一緒に暮らしていたのに始めて発情期に入るなんてこともなくはないわけですね。
デグー(♂)の発情期に見られる変化はおおよそこんな感じです。我が家で飼育しているデグーにも同様の変化が見られました。特に食欲に関する変化には驚きを隠せないほどです。デグーたちと上手に付き合っていくためにも彼らのことをしっかりと理解して触れ合っていきたいですね。