シレンシリーズを始めとるローグライクゲームを攻略するときに考えないといけないことの一つとして、自分が動いたときに敵がどう動くか、ということがあります。
なので今回は、初代シレンにおいてのターンにおける行動順の知識とモンスターの動きについてのお話をしていきたいと思います。
風来のシレンの攻略記事のまとめはこちら↓
【風来のシレン】風来人もみ男の 風来のシレン 攻略まとめ【シレン】
プレイしている方はご存知の通り、基本的にターンの消化をおおざっぱに言うと
シレンの行動 → モンスターの行動
です。
これにNPCの旅仲間が入ると
シレンの行動 → モンスターの行動 → 旅仲間の行動
になります。
このモンスターの行動を細分化すると
モンスターの反撃
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モンスターの移動・攻撃対象決定
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状態異常の発動・解除、HPの自然回復・減少
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シレンの入室・退室・隣接によるモンスターの浅い眠り状態解除・目的地設定
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シレン・モンスターの罠発動(シレンのワナ→踏むで発動する場合を除く)
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モンスターの攻撃・特技実行
になります。ここまで細かく知っておく必要はないかもしれません。このモンスターの行動で一番注目したいのは、シレンが攻撃したモンスターの反撃がモンスターの中で一番に優先されることです。囲まれた状況化で一番初めに攻撃して欲しいモンスターを故意に選ぶことができるわけです。役に立つ場面と言えばイッテツ戦車の爆風にあえて巻き込むとかしかないんですがね…。
ちなみにモンスター達が行動する順番はフロアに出現した順になります。これも目視で確認することが難しいため役に立つ場面は少ないかもしれません。
旅仲間の3人も行動の優先順位が存在します。お竜、ケチ、ペケジの順になります。この順番通りでなく通路に入ると1マスずれて追いかけるような形になります。
モンスターの行動とアルゴリズム
一部のモンスターを除き、モンスターは基本的に決まった動きをしています。
シレンを認識しているか否かで動きが大きく変わってきます。
・シレンを認識していないとき
所謂「左折の法則」に従ってモンスターは動いています。
①通路は基本直進。
②行き止まりになったら左折する。
③左折できなければ右折。
④右折もできなければ引き返す。
この①~④を繰り返して移動をします。部屋に入った場合は部屋の出口をランダムで選び、再び通路に入り左折の法則にしたがって移動をします。
・シレンを認識したとき
目標はシレンになります。なので、たとえ部屋を分けるように水脈があった場合でも水脈越しにシレンを追いかけ続けます。
・シレンを認識していたが見失ったとき
シレンを認識していた際の最後の目的地に向かって移動をし、その後は認識していないとき、つまり左折の法則に従って行動を開始します。
これらの行動規則をうまく活用することにより
・つるはしで通路を作り敵を避ける
・迷路部屋で敵が詰まる状態をつるはしで解消する
・敵が入り込めない通路を作り出す
なんてことも可能になります。
この敵の行動規則を理解することにより、つるはしが「ただの壁を掘るアイテム」から「敵の行動をコントロールすることのできるアイテム」に変わるわけです。
知っているだけで危機的状況を回避することもできるため、攻略に余裕が出てきたらあかりの巻物や透視の腕輪を利用して敵を観察し、モンスターの動きの理解度を上げてみてもいいかもしれません。