どうも、もみ男です。
飼育しているデグーを繁殖させたいなと考えて行動をしているのは少し前にお伝えした通りなのですが、部屋んぽ中の短い時間でお互いの繁殖期が合致する時なんて確率はそうそう引き当てることが難しいわけです。まぁ、それでうまくいったらうれしかったんですけども・・・。
そんなわけで一つのケージで暮らしてもらう準備をすることにしました。
同居準備
いきなり同居させると確実に事故が発生して悲惨な出来事(尾切れなどの怪我)が起こること間違いなしなので少しずつ慣らしていくことが大事なわけです。私が数々の本や情報を漁って、雄4匹(2匹+2匹)の同居に成功した方法で繁殖候補の雄と雌の同居を目指していこうと思います。
①まずは同じ空間で
私たち以上に嗅覚などがすぐれているデグーは知らない空気が入ってきただけで警戒するわけです。まぁ、これはデグーユーザーの方々なら経験あることでしょう。私も仕事から家に帰ってきた瞬間はダッシュで逃げられます。知らない空気まとってるからね、仕方ないね。
②お隣同士のお付き合いから
上の写真の右側の棚に並んでいるケージがまさに雄と雌のケージになるのですが、まずはお隣同士にケージを並べて様子見をしていく。この時に、いきなりぴったりとくっつけるわけじゃなくある程度距離を離して日にちを重ねて近づけてケージを近づけていくのが重要。誰しもパーソナルスペースに知らない人は入れたくないですからね。
スパイダーマンのような親愛なる隣人になってもらうのである。
ちなみに完全に相性が悪いとこの時点でビービー言います。中には時間をかければ安定する場合もありますが、隣人までは許すが同居はNGの場合もあるので要注意。ちなみに雄雌が隣同士だと盛ってたりします。お互いに相性がいいと思いたいですけども・・・。
相性がいいとケージを隣にくっつけたときに互いにピヨピヨ話かけていたりします。幸先いい感じです。
デグー①「あの飼主ペレット全然くれなくてサイテーなんだけどー。」
デグー②「わかるー。」
③部屋んぽを一緒にして様子を見る
親愛なる隣人の状態をある程度続けたら同じ空間(広め)で部屋んぽを一緒にさせてみる。この時の広めというのは「何かあったときにデグーが逃げることができるくらい」というのが目安です。狭すぎて逃げれないと事件が起こる可能性が飛躍的に高まります。
飼主は絶対に目を離さないことが大事。直接接触させるのでデグーを何かあったとき守れるのは飼主であるアナタしかいないのである。
④ケージ内別居の状態でしばらく過ごす。
おそらく、これが一番大変で一番重要。
部屋んぽでもケンカすることなく上手にグルーミングをしているようであれば最終段階のケージ内別居に突入します。同居させたいデグーを一つのケージで仕切りを設けて生活してもらいます。デグーの飼育本などにもよく紹介されていますね。
大き目のケージ(おそらく同居することになった場合に使う予定のケージ)に上下、あるいは左右に仕切りを設けて隣人以上に近い空間で生活をしてもらいます。近いんだけどお互いに接触できない状態がベスト。
さらに2~3日単位で住む場所を交代させます。もちろん、ケージ内に配置されているステップや回し車などは変えずにデグーのみの交代。
お互いの匂いがついたもので生活することによって「生活に必要なものを共有して、私は彼と同じ空間で生活している。」という状態を疑似的に作り出すわけです。
これで慣らした後に完全な同居へと移るわけです。
ここまで準備してもできないときはできません。残念ながらその時は相性が悪かったと諦めるしかないです。デグーたちの幸せのために諦めることも重要なのである。
ちなみにケージ内同居へ移る前に、隣人の状態でタオルやステージ、家などを交換して匂いに慣れさせてからケージ内別居へ移ることも有効。自分の住む空間に違う匂いがすることに慣れるのが同居を成功させるために一番重要なんじゃないかなと個人的には思っています。
と、いうわけで・・・
そのためのDIYで作った置台!
そのためのイージーホーム80ハイ(写真はお借りしたもの)
そしてスタンバったケージ内別居!
後は入れ替えを繰り返してうまくいくかどうかってとこですかね・・・。