どうも、もみ男です。
最近、ペットショップに行くとデグーを目にする機会が多くなりました。デグー自体はいなくてもデグーのフードだけ置いてあるケースもよくありますね。
それでけではなく、少し大きめのペットショップへ足を運べば、小動物コーナーには数多くのげっ歯類が集まってきているわけです。
そんなげっ歯類たちの仲間の分類を今日は見ていきましょう。
げっ歯類の生物学的分類
生物学的表記に関する分類の仕方です。我々にはわからないような生物学的特徴によって色々と分類されるわけですが、その分類をみると生態的な特徴が似ていたりするわけで、その動物について調べたりするときに参考になったりするわけです。
そんな所謂「げっ歯類」と呼ばれている仲間の分類はこんな感じ。
げっ歯目(ネズミ目)
┣リス亜目
┃ ┣リス科━リス亜科┳リス族 (リマリスなど)
┃ ┃ ┗モモンガ族(ムササビなど)
┃ ┗ヤマネ科━ヤマネ亜科 (ニホンヤマネなど)
┃
┣ビーバー亜目
┃ ┗ビーバー科 (アメリカンビーバーなど)
┃
┣ネズミ亜目
┃ ┣キヌゲネズミ科 (ゴールデンハムスターなど)
┃ ┗ネズミ科 (ハツカネズミ、スナネズミなど)
┃
┗テンジクネズミ亜目(ヤマアラシ亜目)
┣デバネズミ科 (ハダカネズミ)
┣ヤマアラシ科 (ケープタテガミヤマアラシなど)
┣チンチラ科 (チンチラなど)
┣テンジクネズミ科 (モルモット、カピパラなど)
┣デグー科 (デグーなど)
┣チンチラネズミ科 (ヤブチンチラネズミなど)
┗ヌートリア科 (ヌートリア)
よくペットショップで目にすることのあるげっ歯類の部分は赤くしてしてみました。
こうしてみると、デグーはスナネズミなどと姿形が似ているとはいえ、生態系としてはまた違う進化をしてきたのかな?なんてことも見えてきたりします。
また、野生化においてデグーと巣穴を共有することで知られているヤブチンチラネズミですが、彼らは私たちがペットショップでお迎えしているチンチラとはまた違う分類に当てはまることがわかりますね。まぁ、同じテンジクネズミ亜目なので、そこまで大きな違いはないと思いますが・・・。
ジリスたちは?
最近、ごく稀に見かけることもあるプレーリードックやジリス(リチャードソンジリスが多いかな?)はリス科に属するそうです。シマリスなどと比べると見た目がだいぶ違うような気もしますが、分類的には同じ仲間になるそうです。不思議ですね。
ハリネズミは?
ペットとして人気が高くなっているハリネズミさんたちはまた別の分類になります。ネズミと名前についていますが、生態としてはどちらかというとモグラに近いのです。
Eulipotyphla目━ハリネズミ科━ハリネズミ亜科 になるようです。
ウサギは?
ウサギもげっ歯類として有名ですが、見た目からして違うようにげっ歯目(ネズミ目)ではなく、うさぎ目という別の分類が存在します。ウサギ目━ウサギ科━ウサギ亜科のような分類になりますが、属の種類がとても多いようですね。
こうしてみると、似てるけど違うといったところがはっきりわかってきますね。もし、複数の種類の動物を飼育する場合は気にしてみると面白い違いが見えてくるかもしれません。逆に、共通の部分もあり飼育面で楽になることもあるかもしれませんね。
もみ男家で飼育されているげっ歯目
デグー(6匹:雄4匹 雌2匹)
チンチラ(1匹:雄1匹)
モルモット(1匹:雄1匹)←NEW
モルモットが新しい家族として仲間入りしました。色々と調べながら飼育している毎日ですが、また別の機会にしっかりと紹介していきたいと思います。
ケージはさすがに一緒ではありませんが、同じテンジクネズミ亜目の仲間として仲良く暮らしていけたらと思いますね。