もみ男のデグーライフ&ゲームライフ

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【デグー】2024年のデグー日記 ⑤

どうも、もみ男です。

年齢を重ねたネズミたちが増えてきて病院にかかることが増えてきた毎日です。
外の気温が暖かくなったり寒くなったりと安定はしていませんが、残念なことに飼い主の財布は確実に寒くなっているのが悲しいところ。
高額な宝くじとか当たらないかな・・・買ってないけど・・・

 

 

 

どうでもいい前振りは置いといて
今日は以前からたびたび話に出てきている歯の問題の具体的な発見までの流れを話していこうと思います。

 

一般的にげっ歯類の歯の構成は前歯と奥歯の2つに分けられます。
皆さんご存知の通り口の中で前歯と奥歯の間がごっそり空いてますね。
まぁ人間とそもそも構造が違うので驚くことのほどでもないでしょう。

 

前歯と奥歯とで役割も当然違ってすごく簡単に解釈してしまうと
前歯は削ったり、切ったり
奥歯はすり潰す、咀嚼する
といった機能を持っているわけです。

 

それを踏まえた上でげっ歯類は歯が伸び続ける種族であり、デグーは両方とも伸び続けるタイプのげっ歯類です。
(前歯しか伸び続けないげっ歯類もいるらしい・・・)
つまり生きているうちは何かしらの方法で削らないと歯がどんどん伸びて口の中が大変なことになるわけですね。


そして、よくトラブルが起きるのが奥歯。
理由は簡単で目視で確認ができないことと、デグー自身があまり異常反応を示さない、示したときにはわりと大変なことになっている、といった感じになりがちなところです。

 

基本的に木を適度に齧り、チモシーを食べて奥歯ですり潰していれば問題は起きない。
じゃあ何故問題が起きるのかというと「奥歯の歯並び」が悪いから。
人間のように歯の矯正ができるわけではないため歯並びが生まれつき悪いとその悪いまま伸びてしまうためかみ合わせが悪く、本来なら削れるはずの歯がうまく削られずに伸び続け、口内を傷つけて異常が発生するという流れ。
まとめるとこんな感じ

①生まれつき歯並びが悪い
②かみ合わせの悪い歯が削られずに明後日の方向に伸び続ける。
デグーの口内を傷つける。
④ご飯を食べると口の中が痛い。
⑤痛くなるからご飯を食べない。
⑥衰弱してヤヴァイ。

飼い主側が気づくのはだいたい⑤の後半から。
後半という表現をあえてしたのは、急に食べなくなるわけではなく、発情期などで食欲が落ちるタイミングと勘違いしやすいから。
そのせいで発見が遅れるわけです。


判断材料として食べる量とうんこの状態でも判別できるので、ちょっと食べる量減ったかなと思ったら気にするといいかもしれません。

生まれつきの歯並びが原因の場合がほとんどなので予防も何もできることがほぼないため飼い主側がどこまで早く気付けるかが重要になってきます。早ければ早いほど救える命がそこにある!


ちなみに、生まれつきの問題なので一度こうなった場合は大概獣医さんに歯を削ってもらう必要が出てきます。
人間の歯医者と同じですね。